2006年11月 5日 (日)

梅安

梅安といえば、池波正太郎さんの描いたダークサイドヒーロ。鬼平や剣客商売の秋山小兵衛・大治郎親子とは対極にあるような、殺し屋役。カネをもらって力ずくで悪いヤツの命を奪い取る。そんな藤枝梅安を指す。

小説(文庫)は、7作発表されるも、途中で作者が逝去してしまうという不幸があり、途中で終えてしまっている。なんとももったいない話である。

基本的に、池波さんの作品っていうのは「ハードボイルド」作品だと思っている。命を懸けるシーンが、ピストルなのか刀なのかの違い。そういう比較で言うと、ピストルってのは、飛び道具でもあり、ややもすると卑怯な感じがする反面、刀で切り合うというのは、より命の危険性に直面するもので、ドキドキハラハラ感でいえば、時代劇の切りあいの方が、よりハードボイルドのような気がする。

さて、梅安シリーズってのも、TVシリーズ(小林桂樹、渡辺謙)や映画シリーズ(緒形拳)、それから更に昇華して、必殺仕掛人シリーズとして、有名な作品であるが、昨日、岸谷五郎主演で久々にTVドラマ化された。

役柄的には、以前の渡辺謙のイメージが強く残っているため、ちょっと物足りない気がしたけど、だいたい、こういうシリーズもので代替わりするときなってのは、そんなもんだよね。

水戸黄門なんて、黄門さまが代替わりするなんてなると、やっぱ大騒ぎなわけぢゃない?

それにしても、音羽の半右衛門役の藤田まことさん。この人もやはり池波作品が大好きなんだろうね。剣客商売の小兵衛も随分楽しんでやっていたし・・・

でも、不思議なのは、小林桂樹さんがやっていた梅安では、半右衛門役は「中村又五郎」で、当時やっていた剣客商売では、秋山小兵衛役をやはり「中村又五郎」が演じていた。

何か、この2つの役は、因縁があるのかもしれないなぁ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月23日 (月)

秋と言えば・・・

やはり読書。食欲は、最近年齢のせいか、あまりがっつかないため、興味なし。

昨日、小説、マンガを問わず沢山買いたくなったので、近所にはあまりないBookOffの大型店舗まで出張った。(桶川/上尾店)

いやぁ、沢山あってうれしい限り。

現在官僚系もふ 6 でしょ、
弁護士のくず 4 でしょ
モリログ・アカデミィ〈3〉日のないところに書け無理絶えず でしょ
εに誓って でしょ
レタス・フライ 
でしょ

そりゃもう、大満足。

4時間もかけて、移動・サーチした甲斐があったよ。

最寄り駅前の古本屋も、捨てがたいけど、たまには遠出するのもいいもんだね。

ちなみに、駅前には、佐伯泰英ファンが近くに住んでいるのか、比較的短いサイクルで最新刊が回ってくる可能性大。

この前なんか、4冊も一気にゲットしちゃって、ここ2週間くらい、佐伯パラダイス!!

梅雨ノ蝶―居眠り磐音江戸双紙 でしょ
埋みの棘―鎌倉河岸捕物控 でしょ
無刀密命・父子鷹 でしょ
騒乱前夜―酔いどれ小籐次留書 でしょ

しかも、この4冊って、8月/9月に発刊されたもので、この作家さんって物凄い勢いで各シリーズものを出しているんだけど、大丈夫かしら?ワーカホリックになりかけてるのでは?と心配してしまう。

まぁ、どれも楽しいシリーズものだから良いんだけどさ・・・

それにしても、読み始めの頃に、この作家さんが1000万部突破するなんて、想像もしていなかったなぁ。先見の明がなくって、ゴメンナサイでした、佐伯先生!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日 (土)

七生報國

最近、「回天」ものが流行っている模様。どちらも小説から生まれたものだが、
映画:「出口のない海
ドラマ:「僕たちの戦争
である。

それと、漫画では、「特攻の島」が話題。

僕たちの戦争は、小説は未読。出口のない海は、昨日読了。特攻の島は、1巻だけ立ち読み。

いずれも、中身がどんな内容かってのは書かないけど、なぜ、いま回天なのか?もっと言えば、なぜ最近、戦争モノが流行るのか?の方が気になるので、ちと考察。

日本が無条件降伏を受け入れた1945年8月から既に61年が経過した。戦争を体験した当時の若者(それなりに記憶が残っている中学生~大学生あたりまでとする。)は、現在では70台前半~80台前半と、もうそろそろ棺桶に足を突っ込んでいる世代となっている。(気を悪くした人、ゴメンナサイ)

戦争体験の口伝を受けてきた50~60台は、比較的「戦争」というものの知識、戦後体験などもあり、「戦争の無意味さ」や「人が死んでいく悲しさ」など擬似的な体験をしているように思う。

けれど、口伝すらされていない40台より若い世代は、何らかの映像を見ないと、悲惨さなどもピンと来ない。しかも、ドキュメンタリとかだと、「ウザイ」とか言い出す若者も多い(だろう、多分)。

そうすると、伝える手段としては、分かり易い映像「ドラマ」「映画」「漫画」なんだろう。そして、映像を補う「小説」が読まれるのだろう。

男たちの大和」「終戦のローレライ」なども戦争モノであるが、必ずしも「戦争反対」を訴えているとは思えない。それは、登場人物の生き様を通して、視聴者・読者に「自分で考えろ!」と訴えかけているように思う。

こういうイージーなメディアを通して戦争を見ることで、更に深く知りたい、と思わせることができれば、アウトプットしている側としてみれば「大成功」なんだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月21日 (木)

初参戦??

僕の大好きな作家で、森博嗣さんがいる。

巷では理系ミステリとか何とか言われているようだけど、論理的であればあるほど、より文系に近づくような作風が好き。

それと、出てくる探偵役(という言葉は正しくないか?)が常にcool!人を寄せ付けないというか、ちょっと超越しているキャラが多いように感じる。(根っこは常に良い人なんだけど・・・)

世に初めて出た(と思われる)作品「すべてがFになる」を読んでから、常に、この人の作品が映像化されたらさぞや面白いだろうなぁ、と感じていた。(あのキャラは、○○さんが演じて、こっちのキャラは、××さんがやると似合いそう、とか勝手に想像しながら。)

そしたら、今年の夏、初めて映像化されるということで、録画しておいた「カクレカラクリ」

本はまだ読めていないけど、やはり主人公はcool。設定上のキャラとしては、非常に気に入ったんだけど、いかんせん、ジャニーズ(NEWSの加藤成亮?ヤマピーしかしらなかった。)だったんで、

森よ、阿ったか・・・?

と思わずにいられなかった。(視聴率とるためにはしょうがないのかな・・・)

でも、やはり、汽車好きな森さんのことなので、C11はこだわりだったんだろうね・・・

ところで、「阿った」とありますが、なんと読むのでしょうか?分かった方は、コメントに答えを書きましょう!(当たっても何も出ませんがネ・・・)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年8月20日 (日)

ついにTV化!

僕が敬愛してやまない(は、言い過ぎか?)森博嗣さんの作品が、初めてTV化されるらしい(9/13)。R25で初めて知ったんだけど、最新作「カクレカラクリ」がその対象。

コカ・コーラ120周年記念となぜだかコラボしており、こんなサイトも開かれている。(まだカウントダウンくらいしかないけど・・・)

思えば、「すべてがFになる」で衝撃的な出会いをして早8年、この頃から、圧倒的に読書量が増えましたよ。一撃で5冊くらい買ったり、その5冊を一気読みしたり・・・

でも、最近、ファンタジ系というかポエム系というか表現のしようがないけど、このこれまでの別路線系は、僕的にはいただけない感じ。

やっぱ、Gシリーズが今ひとつ市場で盛り上がらないのかしら・・・?

まぁ、それにしてもTVドラマは必見ですね。ポシャッたら、それは
脚本家が全面的に悪い!
ってことで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 9日 (日)

DAISシリーズ

福井晴敏さんといえば、「亡国のイージス」。

去年、映画化されて、久々に日本映画を見たんだけど、
内容的には、それなりに満足。

その他にもローレライなんかも映画化されて、最近ちょいと
人気者になっているような感じ。

だけど、意外と小説を読んでみよう、という気になれなかった
んだけど、真保裕一さんの「誘拐の果実(上・下)」を読み、
解説の中で
「本作品と福井晴敏の「川の深さは」が賞の審査で競い合った」
みたいなくだりがあり、誘拐の果実が非常に面白かったので
さぞ「川の深さは」ってぇのも面白いんだろう、と思い
読んでみる事に。

ついでに、もう1作くらい読んでみるか、ということで
「Twelve Y.O」という作品も読んでみた。

ネタバレ的にお話しすれば、時系列的に繋がる物語で、
共通的に出てくるのは
・自衛隊内に秘密裏に存在する「DAIS」という調査機関
・「アポトーシス」という史上最強のウィルスソフト

プロット的に共通しているのは、
・人生に覇気のない主人公が巻き込まれる。
・若い男女が汚い大人の手先になる。
・DAISが表組織になるための暗躍がある。
・「日本という国は生ぬるい!」というニュアンス。
・巻き込まれた主人公が最終的に大活躍。
 (主人公だから当然か・・・?)
・「死ぬな」「生きろ」という説教。

読んでいて面白いことは事実としてあるが、続きもの
とはいえ、まったく同じプロットと言っていいほどの内容
ってのは、どうなのかしら?

これが発展して「亡国のイージス」になったんだろうけど、
上のプロットには変わりないし。

ひょっとしてローレライも同じ?
見てないし、読んでないから分からないけど・・・

ま、まさか、「Op・ローズダスト」も同じ?

まぁ、同じでも面白そうだから、きっと読んじゃうんだろうけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月21日 (日)

和製ダイハードを書かせたら・・・

真保裕一をおいて、ほかはないですね。

激しい場面が出てくる訳ではないけど、
・追い詰められる男
・泣き言を言う男
・でも最後に妙な強さを発揮する男

ホワイトアウト」はまさに和製ダイハードと言っても良いような気もするけど、「繋がれた明日」という作品もアクションはないものの、キャラ的には和製ダイハード。(というよりかは、ブルース・ウィリスか?)

3月に、NHKでもドラマになっていたものを、今日ようやく見ることができた。

微妙に小説の内容と違うところがあるけど、やはり、あれだけのボリュームをたった4回で表現しつくすのは、難しいンスかね?小説中の心の揺れ動きなんかが、表情から読み取ることは難しいし、独白っぽくナレーションを入れるにも量が多すぎ・・・

少年犯罪を扱う小説・メディアって増えてきたけど、いまどきの中学生なんかに、読書感想文のネタとしてあつかってもらうべきだと思うけど、どうだろか?

でも、ザンキさん、ヤクザ役はまってたなぁ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いまさらながら・・・

蹴りたい背中」を読んでみた。

僕が大好きなBook-Offでたったの\105-で買えたもんで・・・

《感想》

う~ん、「おまえの背中を蹴りたい」って感じですな。
年寄りになると、気が短くなるのか、あの煮えきれなさが
うっとうしい。

・・・さてと、別の本を読もうっと・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)