昨日は「防災の日」。今から83年前の大正12年9月1日、関東地方南部を襲った大地震により、死者・行方不明14万2千8 百名、全壊建物12万8千棟、全焼建物44万7千棟という未曾有の大災害。 被害総額は当時の国家予算の1年4カ月分に達するといわれている。
色んな組織で、今後、関東地方を大地震が襲った際の被害などを想定しているけど、最近になって、その目論見というのが随分ずれていて、更に甚大な被害が発生するような言われ方もしている。
そんなことを分かりやすく番組にしてくれたのがNHKスペシャル。昨日の22時から放送されていました。
番組で指摘していた事項は以下の3つ。
(1) 倒壊するマンション
(2) 崩落する住宅地
(3) 水に襲われる市街地
(1)では、最近の耐震強度偽装事件から注目を浴びるようになったマンションが、都内の古いマンションは、昔の耐震基準を満たしているけど、最新の基準を満たしていないらしい。その数、なんと1万棟近く、全体の1/2程度。震度6強の地震で倒壊してしまうことは、ほぼ間違いないらしい。
そうはいっても、強度を高めるには、住民の総意をもって建て替える、補強工事をするなどの対処が必要なので、そうそう簡単には物事が進まない。
(2)では、先の中越地震で発覚したようなものらしい。住宅地の中には、造成地でも谷間を埋めて作ったような場所もあり、その谷間に雨水が溜まると地盤が軟弱化し、揺れによって地面が崩落してしまうらしい。
でも、自分の土地が、昔は谷間だったかなんていうのは、普通のひとぢゃよく分からないだろうから、自治体からの情報提供が必要なんだろう。
(3)では、海抜0m地域の川のそばの住宅地が、ヤバイという話し。堤防は、だいたい20メートルくらいの杭を打っているので頑丈だろう、という想定だったのが、やはり阪神大震災の時に話題になった「液状化」によって、堤防そのものが沈下、割れ目などから川水が町を襲うということらしい。
こんなことってのも、これまでは全然予測もしていない、まさに想定外のことばかりであり、これから対策を打とうとしても、カネがかかることばかり。
国はこれから、高速道路なんて作らなくていいから、こういうところに予算をつぎ込んでほしいものです・・・
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