最近のニュース(11月 Vol.1)
いったい、どういうつもりなんでしょ?今日の読売新聞のニュース。
「安値落札が倍増」
だって。国交省が発注した10百万以上の工事のうち、落札価格が予定価格の60%未満の安値落札が去年の2倍になった、というニュースである。
これまでの国・各省庁の主張は、「随意契約や指名競争では調達価格は下がらない。また談合の温床となる。一般競争として、安く調達させるべきだ!」ということだったよね。
でもさ、こと安全面の問題や安値による下請け泣かせが出てくるといわれる「65%切り」ラインの事業が続出すると、「これはこれで問題だから、調達の仕方を見直します」だって。
おいおい、たいがいにせぇよ。どっちなんだよ!ひよりやがってさ。
だいたい、こんなふうになるのが目に見えていたのに、とりあえず国民の目を逸らせるが為の手段を安易に選んじゃったもんだからさ、こんなことになるわけぢゃない。
それから、どれだけのコストが本当に妥当・適切なのか、ということをまともに見積もれないようなやつが、発注セクションにいることが大元の罪だと思うわけで、そういうノウハウを育成することが重要なのではないか、と強く思うのですよ。
国家公務員が、同じ部署、特に契約セクションに長い期間いると業者との癒着やら何やらが問題になるということで、2年間くらいで担当者がコロコロ変わるのが通常だけど、プロフェッショナルが育たないからこそ、業者は御しやすい見習いくらいのうちに誑しこもうとするわけで。
本当のプロフェッショナルが査定部門にいたなら、業者側だってぐうの音も出ないようになると思うんだけどな・・・
何か、こういう制度だとかの見直しって、業者に苦しい点だけを押し付けようとしているだけで、自分達の中身を変えようとしないのが、常々この人たちに対する腹立たしさを産むと思うんだけど、どうなんでしょ?
例えば今度の見直しの方向だって、応札各社に対して人件費や材料費などの積算根拠の提出を義務付けるとか言っているけど、それが出たからといって、本当に理解できている査定担当者はいるの?とか細部見積もりを作るのだって、業者側では相当なコストがかかるわけで。そんな作業をタダでやらせようってのも酷い話ぢゃないですか?
そもそも一般競争入札ってのは、こういう参加障壁を低くして調達コストを下げさせることが狙いなのであって、こんな細部見積提出が義務付けなんてなったら、めんどくさくなって、これまで本命と言われていた業者だけが参入するということに結果的になってしまうんぢゃないの?と思うのよ。
なんだか、毎度毎度その場しのぎで大変だなぁ、とは思うけど、もう少しまっとうな案を出して欲しいものです。
だって、官僚って頭良い筈でしょ?
あっ、でも下案を作るのはノンキャリだったね。
ぢゃぁ、ダメか・・・
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